足がいた~い!
70歳前の女性の患者さんでしたが、痛い痛いの連続で
大変でした。
当院グループの施術院は、痛みの専門院ということで
頑張っているので、時々大変な患者さんも見えます。
ですから、問診時に症状の原因を軽く見てしまうと、
冷や汗ものの対応が待っているということです。
今回も問診表では、先月の末ごろ痛みが出たということ
なので、「楽勝だな」と気持ち的には焦りはなかった…
のですが、治療が始まって甘くないことに気づかされる。
え、この関節の動きは?
関節の可動域に制限が強くある。
これは、以前からの慢性的な関節の症状だな。
とにかく痛みだけは取らないと…。
それに反して、神経痛の痛みであまり動かせない。
なぜ、この状態になったかというと、少し痛かったが
筋肉をつけると治ると以前言われたことがあるので、
カブスに行って動かしたら夜寝れないほどの痛みになった
ということです。
少しでも痛みが取れればと、アイシングもしたのですが
全く痛みが改善しない。
ベットに座ってもらって、ニュートラルモーションを
腰背部に使用したらわずかに痛みが変化したので、
寝るときの姿勢を指導してお帰り頂いた。
炎症期の痛みは、どうにもならないほど大変です。
なぜかというと、まず動かせないからです。
でも逃げるわけにもいかず、治療家泣かせの患者さん
のお話でした。
(注射でまず痛みを止めることをお勧めします。)