頭蓋リズムが止まるって何っ⁉

健康

頭蓋リズムが止まるって何っ⁉

突然なんだ!

 

ということですが、これは中々理解が出来かねる

と思いますので、ご説明をさせて頂きます。

 

身体の動きというのは、

皆さんもご存じの「心臓の動き」があり、

「呼吸の動き」がありますね。

 

実は、オステオパシーだけでなく手技医学の中では、

第一次呼吸として、サザーランド医師の発見による

「頭蓋リズム(CRI)」があるのです。

 

ウィリアム・サザーランド医師は、

オステオパシー創始者スティル医師の、

すべての関節は動くという言葉から、

側頭骨の形に興味を持ち臨床研究を重ね、

生命の基礎となる動きをしていることを立証したのです。

 

私は、この頭が動くということをオステオパシーの勉強

で知ったのですが、最初は全く分からず「嘘だな!」と

決めつけて努力をしませんでした。

 

ある時に、「どこへ行ったも頭の痛みが治らない!」

という患者さんが見えて、「何とかしてほしい!」と

願われたのが頭蓋リズム調整のきっかけです。

 

「色々検査もやったし、有名な病院にも行ったし、

もう行くところがなく、人に聞いてここへ来たんです。

助けて下さい!」

治るまで通う、という決意なので戦いを始めました。

 

あんなこんなの試行錯誤から、昔同じような症状の

患者さんがいたことを思い出しやってみました。

 

「あら、少し楽になったみたい。」

 

あれから20年を数えますが、3000人以上の患者さんの頭を

触らせていただき、育ててもらいました。

 

「本当に頭は動ているんだ!」ということを感じた時の感動

は言葉では言い表せません。

 

その恩返しとして、全国にこの技法を広め、「認知症」の

予防や「躁うつ病」の改善に役立たせようと戦っている

ところに「コロナ」感染症が始まりました。

 

コロナワクチン接種が始まり、2回接種後のだるさや頭痛の

症状を実際に当院の患者さんも訴えて来られました。

 

「あれ、動いていないな⁉」

「だるさ」という言葉に何の気もなく頭を触りました。

 

まだ、数人の患者さんなので、そういうこともあるかな

と簡単に思っていました。

 

「頭蓋リズム」は、動かなくなる状態によって数値を書く

(当院では、+1・+2・+3)のですが、ほとんど

手に感じ取れない+3になっています。

 

まさか、と思って8月11日から患者さんに軽く話して

頭を触らせてもらいました。

 

10人、20人、30人と+3という評価が続くことに

まさか、まさか、まさ・・・、少しずつ怖さを感じて

来ました。

 

通常は、交通事故に遭われた方の多くが+3で、

その他は、転倒事故、高熱、精神的ショック、過労等

心身に衝撃が加わった時に動きが変化を起こすと考え

られます。(患者さんの問診によるデータから)

 

ただ、今回のワクチンの2回接種の方はなぜ+3状態に

なるのかは不明ですし、また動き出すこともあるかも

しれません。(難病の子供さんではあります。)

 

また不思議なことに、まだ30%(20人)位しか確認は

出来ていませんが、頭蓋リズム調整を施すと通常は

何回かまた動かなくなって施術してということを繰り返す

のですが、1回でリズムが回復するのです。

 

ですから、動きがなくなっても動き出すのかなという

期待はありますが、現状ではわかりません。

 

手技治療家の先生方にお願いですが、2回接種の患者さん

がみえましたら、CRI頭蓋リズムを確認して頂きたいと

思います。

そして、動いていないようなら調整を施して頂きたいと

思います。認知症の予防のためにも・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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